昨今の社会的情勢の影響を受け、ご自宅で過ごす時間が長くなり、ご家庭の片付けをする方が増加しました。片付けに目を向けていただけることは、とても喜ばしいことです。
しかし一方で、このような片付け需要増加の風潮に便乗し、片付けの「違法業者」が横行している現状がございます。
リスクを避けましょう
仮に「実は違法業者」だったとしても、ご依頼主様への対応は非常に良心的であったり、料金も格安であったりする場合も多いため、ご依頼主様からしてみれば合法も違法も大して関係ないものかもしれません。
しかしもし、違法業者に片付けを依頼し片付けを行った場合、残念ながらご依頼主様自身も罪に問わることがあるのです。飲酒運転をイメージしてみて下さい。飲酒をして運転をした本人だけの問題ではなく、同乗者も責任を問われますよね。これと同様です。ですので、ご依頼主様自身が知識をもって判断し、自衛することが大事なのです。
しかしながら、違法でありながらもインターネット上で堂々と実績を掲載していたり、口コミで高評価がついていたり、ポストにチラシが入っていたりすると、合法なのか違法なのか、これを判断するのは余計難しくなってきます。
違法業者を見極めるポイント
ご家庭の片付けを依頼する場合、業者側が「一般廃棄物収集運搬許可」を所持しているかどうかが最重要です。
そこで、「違法業者を判断するためのポイント」を3点ご紹介いたします。
・「長野県全域どこでも対応」の謳い文句を掲げている場合は、まず疑うこと
・ご依頼時に、業者さんに「一般廃棄物収集運搬許可」の所持の有無を尋ね、またその許可番号の提示を求めること
・お住まいの地域の市町村役場に電話し、その業者さんが許可を所持しているかを確認すること
上記の3点は実践していただくことをおすすめいたします。
さらに、作業当日の収集トラックに「一般廃棄物収集運搬許可」の表示をしているかどうかも見逃せません。たとえ許可自体を所持していたとしても、作業当日にその表示をしていない場合は違法です。そしてやはりご依頼主様も罪に問われることがあるのです。もし、作業当日に表示をしていなかった場合は表示を依頼するようにしましょう。
↑運搬するトラックには写真の様な表示が必要です
まとめ
たとえ良心的であろうと格安であろうと、違法は違法です。「知らなかった」では済まされない現実がそこにあるのです。
皆様がリスクを負わないために、また、嫌な思いをせずに済むように、ご参考にしていただければ幸いです。