非常にありがたいことに、ここ最近、不用品回収のお見積りの依頼が増えてまいりました!
私たちアースにお問い合わせいただけること、そしてまた、皆様の事前見積もりへの意識の高まりを感じさせていただいており、嬉しい限りです。
しかし私たちは、お客様により満足していただきたいという思いから、写真や電話のみでのお見積りはお断りさせていただいております。
写真見積もりの実例を交えまして、その根拠をお話しいたします。
【例1】見えない箇所がある
↓依頼時にいただいた写真ですと、現場の状況や雰囲気は伝わってくるのですが、詳細がわかりかねます。
↓例えば、扉の中。現場で開けてみたところ、このような状態でした。
これらがあるかないか、また、どのようなものかによって、金額も変動します。
↓さらに盲点なのが、写真には写り切らない、物陰に隠れているものがあるということです。
この一角は、現場を見て初めて存在がわかったものでした。さらに、この中に何が入っているか。例えば鉄くずの場合は買取ではなく無料の範囲ですが、それ以外の不用品の場合は処分ですので、これによってさらに差額が生じてしまうのです。
【例2】写真での依頼時と現地見積もり時での状況の違い
↓依頼時
↓現地見積もり時
依頼時に比べ、椅子の種類が変わり、数も減っています。依頼写真の撮影時より後に、ご依頼主様が何らかの方法で椅子を変更されたようです。最終的に物量が少ない分には安価になるので問題ないようにも思えるのですが、ただ、双方の物量の認識の違いが発生することから、見積もりの段階でお客様自身が「物量に対して価格が高い」と感じてしまわれることもあるのです。
【例3】買取可能?
↓依頼時
右奥のエレクトーン。使用可能であれば、買い取ることができるのですが、使用不可能の場合は処分品です。実際に試してみますと、電源は入りましたが音が出なかったため、最終的には処分品に扱いになりました。見た目の状態も良いですので、写真を見ただけでは判断が難しいですね。
【例4】写真以外の場所
押入れや物置きの中、ベランダ、洗面所等は、写真を撮ること事体を忘れてしまいがちです。現場はこのような状態でした。
前述しましたように、例えば掃除機やオイルヒーターなど、差額が生じそうなものがいくつかみられます。
不用品回収をお願いするなら現地でお見積りを!
ここまで4つの例を紹介しましたが、写真だけでわかりかねることは、回収品の物量や内容のみにとどまりません。現場の階層、出入り口の大きさ、駐車場やエレベーターの有無、道幅や距離など、その周辺環境によって必要資材や人足、所要時間等がかわり、比例するように料金も変動します。
また、「タンスひとつを処分するのにいくらかかるの?」というお問い合わせもごさいます。個人でその後の処分をする場合は、金額等のアドバイスさせていただくことはできるのですが、処分自体のご依頼ともなれば、安易に金額をお答えすることは難しいのです。
このようなことから、電話または写真のみでのお見積りはおすすめすることができません。同時に言えることとしては、現地調査での見積もりをお断りしたり、電話や写真だけで見積もり済ませようとする業者は少し注意が必要です。また、理解が難しい専門用語を多く使い、わかりやすい説明がない場合など、トラブルが起きる可能性が高いと言えます。
現場を見て、初めてわかることもたくさんあります。それと同時に、より低価格で済む方法や役立つ情報などを重ねてアドバイスできることもあり、お客様に喜んでいただけるような提案が可能です。
よほどの緊急時や遠方でない限りは、無料で見積もりを行っております。
「実は片付けるつもりも、依頼するつもりも毛頭ないけれど、いくらになるか気になるから見積もりだけお願いしたい!」「他の会社と比較して検討したい。でも、わざわざ見積もりにきてもらったのに、最終的にお断りしたら申し訳ないな…。」このようにお考えの方もいらしゃるかと思います。お気遣いありがとうございます。
例えば、家族に「醤油取って!」とお願いするように、コンビニで「お弁当を温めて下さい」と言うように、私たちにとって「見積もりをして下さい」は、ごくごく当たり前のことなのです。
現地調査での事前見積もりには、安心やご納得、トラブルの回避、さらにお得な情報を得ることができるなど、メリットがたくさんございます。不明な点等ございましたら何なりとご質問ください。懇切丁寧にお答えいたします。
アースでの事前見積もりは「現地見積もり」のご協力をお願いしております。気兼ねなくご相談ください。